駅にて待つ。

自己理解の為のブログだよ。素人が何か言ってるだけだよ。

引っ越しなんかでトラウマになる訳ないだろ

 

……と、思っていた時期が私にもありました。

 

「トラウマ」といわれると、一般的に親からの虐待とかクラスメイトからのいじめなどが真っ先に思い浮かびますよね。

自分の病的な無気力の原因は何かと考えた時、小さい頃の引っ越しぐらいしか思い浮かばなかったので、それってどうなのかなと思っていた節がありました。

小学二年生ぐらいの頃、クラスというか、学年から浮いた子供だったのでいじめを受けたことはあります。しかしそれがトラウマに直結しているかと聞かれたら、どうも確信的に至れないのです。

そうやってうんうん自分のことを考えながら、ネットで似たような人がいないか何度か検索しました。なかなか引っかかりませんでしたが、ある日ヤフー知恵袋にて、腑に落ちることが書いてありましたので共有しておきます。

 

こちらのヤフー知恵袋の質問と回答↓

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12134299412

 

およそ九年前の質問ですが、こちらを発見した際、私はようやく自分の考えていたもやもやが個人の妄想ではないのだと安堵しました。

 

私の「めんどくさい」という感情は、そもそも小学一年生の頃の引っ越しをきっかけに沸き起こったものだと、一旦は考えることにしました。

 

また、認知症患者の方が引っ越しを経験すると認知症の経過が早まるという研究があります。リロケーションダメージというそうです。

https://www.okinawa-nurs.ac.jp/wp-content/uploads/2019/03/07_akahosi_hoka.pdf

 

リロケーションダメージは認知症の方やお年寄りだけでなく、老若男女問わずその弊害が降り掛かる可能性があるものです。

 

また、「場所」というのは個人のアイデンティティに深く根ざすものであるという見方もあります。

https://dialogue-eureka.jp/archive/mysterious-i-in-the-world/vol4-01.html

 

地元愛や、故郷の思い出を綴った歌が世に溢れている理由はその土地を愛しているから、そのトチが恋しいからです。

 

恋しいあまりに、心に傷を負う人間がいるのも仕方ないのかもしれません。

 

この話題の結論としては、引っ越しにおけるトラウマは「存在する」ということです。

 

あ〜埼玉帰りてぇ〜